201911愛媛最後の65番~うどん県香川の78番

  初日は、高知空港から高知の24番~30番までをまわり、こんぴら温泉に宿泊。今日二日目は、うどん県香川をメインに65番~78番をまわり、最後に父母ケ浜を訪れ、高松空港より空路帰京する計画。父母ヶ浜は三豊市にあり、ユウニ塩湖(ボリビア)と同じような光景がこの時期見られるとのこと。

香川前半ルート(詳細は地図をクリックしてGoogle Mapへ)


2019年11月5日

 こんぴら温泉にて、寝つきはよかったが2時頃に目覚め、その後眠れず。その後、今日効率よく走行するルートを思いつく。65番から順番にまわるより、金毘羅さんに近い71番~78番を先に回り、その後65番~70番をまわるルートだ。ググるとその方が父母ケ浜へスムーズに行けそうである。ここに来て計画変更するか~(^^ゞ

 6時前にフロントへ行ったが香川の地図は無かった(>_<) そのまま6Fへ上がり入浴。すると、6:20に電話があり「朝食の用意ができました。」昨夜のお願いの成果。

 7時前に八千代をチェックアウト。フロントガラスが夜露でビショビショ。拭ってもすぐに曇る状態で出発。


71番弥谷寺

 71番弥谷寺へ、カロッツェリア君(ナビ)に任せての走行。Google Mapより大回りしている感じ。7:20駐車場に到着。本堂まで階段が500段以上あるとの表示。山上へ向かうバスもあるが、営業時間外。朝からいきなり薄暗い石段を延々と登る。300段で大師堂に到着。靴を脱いで入る。若い男性遍路がひとり、座敷で正座して読経している。お詣りして、友人のための身代わりのお守りを授かる。


 





更に階段を登り本堂をお詣り。上の方は朝日が降り注いでいた。





7:50お詣りを終え、階段を下りきる。


善通寺市内の霊場72番~76番

 この後は、空海生誕の地である善通寺市内の霊場が短い間隔で続く。朝のラッシュ時間帯を過ぎた郊外および市街地を走行。

72番曼荼羅寺

8:09曼荼羅寺に到着。





73番出釈迦寺

8:24出釈迦寺に到着。







74番甲山寺

8:39甲山寺に到着。






75番善通寺

8:55善通寺に到着。ここは、空海生誕の地だけあって、通常の寺の十倍くらいの敷地、建造物を有する。パゴダ、温泉もある。奇怪な建物も見られるが、どこまでが寺のものか不明。11月3日に空海生誕のお祝いがされたとのこと。公式HPもある










76番金倉寺

9:23 76番金倉寺に到着。






77番道隆寺

 善通寺市を過ぎ、多度津町の77番道隆寺へ市街地走行が続く。寺への案内看板に従って川を渡るも遠回り? 9:40到着。





78番郷照寺

 次は78番郷照寺だが、朝のルート見直し時にここを入れ忘れていることが判明し焦る。途中、丸亀市街を抜けてゆく。これまでで最繁の市街地。宇田津町の郷照寺には10時過ぎに到着。速攻でお参りし、次を急ぐ。





65番三角寺

 この後、元の計画ルートに戻り、愛媛県最後の霊場65番三角寺へ向かう。道隆寺を出ると、直ぐに高速道路へ。坂出ICから、瀬戸中央道→高松道→松山道と走行し、川之江ICで降りる。途中豊浜ICで休憩。
 高速を降りてからは、全く疑うことなくカロッツェリア君(ナビ)の導く通りに走行。高速に沿って東へ走り、跨道橋を南側(山側)へ渡る。ミニバンタクシーに追いついたので、行き先は同じだろうと安心。しかし、あまりにもノロノロ運転。ついに停車。これをパスして斜面の集落の細い道を登る。集落を抜けると山道に。次第に道幅が狭くなり、ついには離合も難しいほどに。舗装もボロボロ。林に入ると薄暗くライトを点灯。まだ4kmある。引き返すこともできず、そのまま走行。 三角寺に近づいたところで、道路をわたろうとする外国人カップルに遭遇。停車するも道を譲られる。
 11:20ようやく65番三角寺駐車場に到着。駐車場で他の車の人は、カーナビ通り走ったら我々とは反対側の林道へ導かれ、もっとひどかったという。その後、お寺の方に聞いたら、バスも通れる道路があるという。先ほどの外国人カップルもほどなく到着し、一緒にお参り。

65番三角寺へ到着

外国人歩き遍路カップル




 三角寺で教えてもらった道路は広くて、全く問題なく下山。何故こんな道を選ばないのかカロッツェリア君??

さぬきうどん「カマ喜ri」

 次の66番雲辺寺へ行く前に、さぬきうどんを食べようということで、事前に調べた中から観音寺市にある「カマ喜ri」に決定。ネットには「小洒落たうどん屋」の評価。高松道を大野原ICで降り、国道11号線を高松方向へしばらく走り、右折。12:10到着。
 駐車場はほぼ満杯だったが、店内は広々。待たずに着席。倉庫か何かを改装したような感じで、備品もうどん屋らしくなく「小洒落た」感じ。ぶっかけ冷大を注文。おでんの大根とこんにゃくもいただく。うどんは極太で柔らかいがコシがある。うまかった。

ぶっかけ冷大@カマ喜ri

 ここで、カマ喜riと各霊場の位置関係から、今後のルートを67番→66番→68番・・・・に変更。

67番大興寺

 67番大興寺へは、郊外の走りやすい道を快走。12:30到着。山門をくぐると急な階段。巨大なクスノキを右に見ながら登る。







66番雲辺寺

 66番雲辺寺への道も快走。だったが・・・途中から次第に道が狭くなり、またまた離合も困難な道に(>_<) カロッツェリア君いったいどうなっているの。今回はみかん畑への農道で不安は少なかったが。確かスキー客も来るので、もっと走り安い道があるはず。
 13時頃、雲辺寺ロープウェイ山麓駅に到着。13:00発が行ったばかりで、次の13:20発で登る。雲辺寺は香川県の霊場として紹介されているが、実は徳島県に位置する。標高は四国霊場で最高だが、ロープウェイからの眺めは21番太龍寺に軍配。
 7分で山頂駅に到着。お寺はとても立派で五百羅漢もある。紅葉も美しい。もっと時間があればよかった。




紅葉が美しい


五百羅漢


13:40発のロープウェイで下山。前方に観音寺市街を臨む。

観音寺市街を臨む



 次の68番神恵院・69番観音寺へは、ひたすら真直ぐな道を走る。最初は農道だったが、途中から市街地走行。14:10頃に到着。68番と69番は同じ敷地内にある。神恵院の本堂はコンクリート打ちっぱなしの直方体の建物。両寺を続けてお詣り。








銭形公園

 お詣り後、銭形公園を見ようと、象ケ鼻岩銭形展望台へ向かう。来た道を少し戻って、一方通行の山道を登る。銭形公園と瀬戸内海の眺望が抜群であった。


70番本山寺

 銭形公園を後に、いよい香川で最後の霊場となった70番本山寺のある三豊市へ走行。15:00に到着。五重塔がとても美しい。







 これで、1番~30番、65番~88番の54霊場を打ち終えた。残りは、高知後半と愛媛の34霊場。

父母ヶ浜(ちちぶがはま)

 その後、日本のウユニ塩湖と呼ばれる?父母ヶ浜へ向かう。海岸沿いに行くと思っていたが、トンネルを抜けてゆくルート。15:30頃に到着。駐車場にかなりの車。満潮は17過ぎ。浜に出たが風も吹いており、太陽もギラギラ。天空の鏡出現の条件全く整わず。ではあるが、写真撮影を実施。







こんな風景を期待していたが・・・・・・

こんな写真を撮りたかった

 
 途中で買い物をしようと、早めに高松空港へ向け出発。高松市街の渋滞を避けようと、高速は使わず内陸の道を走行。空港近くにスーパーマルナカを発見するも、寸前で大渋滞。買い物はあきらめ、レンタカーを返却。2日間の走行500km。高松空港へ送ってもらい、1Fでうどんを食べたがイマイチ。丸亀製麺に軍配。
 高松空港での搭乗はスムーズで定刻に出発。羽田には21:10の着陸。21:40発のリムジンバスで聖蹟経由で帰宅。



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