201607霊場めぐりの始まり
それは、意外なことから始まった。2016年7月3日に四国霊場1番札所霊山寺を訪れたのが最初である。それまで、お寺巡りやお遍路さんには興味が無かったが、徳島に住む両親を家族でお見舞いした後、帰りの飛行機が出るまでの時間を利用して訪れたのだった。
その後、両親の死をきっかけに何度か徳島を訪れた際に、少しずつ霊場を廻っていくことになる。また、2021年3月には、学生時代の友人に誘われ、徳島の23霊場をWalk & Runでまわった(ブログ:四国遍路Walk & Run参照)。 後から思えば、両親に導かれて廻ることになったのか・・・。
2016年7月2日
早めの起床。今日は家族で徳島に住む両親をお見舞いに行く。但し、息子は風邪でダウン。
南平7:11発に乗車。高幡不動→明大前→渋谷→品川→京急蒲田と5回乗り継いで8:35羽田に到着。ここで娘と落ち合い、お土産を見て回る。試食を重ね、メロンのお菓子と煎餅に決定。
JL455便は、ほぼ満席。定刻通りのフライトで、徳島阿波踊り空港に着陸。気温34℃。四国で一番高温だったらしい。バジェットレンタカーで用意してくれたのはヴィッツ。やけに回転数が高くうるさいと思ったら、スポーツモードになっていた(^^ゞ 国道11号線に出ると、皆70~80km/hで走っている。
まずは、徳島市内へ向かい、「いか十」で昼食。続いて、スーパーマルナカで半田そうめんを大量に購入。配送料は無料だった。
14時過ぎに稲次整形外科病院に父を見舞う。寝ているところを起こしてしまう。昨年と比べ相当痩せており、起き上がることも、話すこともかなわない。最初は私が誰か理解してもらえない。紙に名前を書いてコミュニケーション。
16時頃に実家へ。兄の家族が母の面倒を見てくれている。16:30に母がデイサービスから帰宅。しゃべる方は相変わらず達者だが、もはや我々が誰か理解できない状況。来週、施設に入ることになっており、兄夫婦の負担が軽減される見込み。
2016年7月3日
この日は朝から大塚国際美術館を訪れた。事前に、ローソンでチケットを購入。3,100円。日本で一番高額な美術館らしい。駐車場はかなり遠くにあり、シャトルバスで送迎してくれた。5階層の建物に世界(西洋中心)の有名美術品の実物大模写陶板が展示されている。開館の9:30から13:00までかけて、ほぼ全てを見て回る。最初が「システィーナ礼拝堂」で最後が「ゲルニカ」。本物と比べ遜色なし。ミラノで見ることができなかった「最後の晩餐」に至っては、修復前と修復後が対面で展示されている。
システィーナ礼拝堂も実物大 |
Before |
After |
ゲルニカ |
念のため再入館スタンプを押してもらい退出。徳島ラーメン「いのたに鳴門店」へ。鳴門市内でも中心から外れた場所で、時刻も14時前だが駐車場はいっぱいで、店内も混雑。中華そば(大)をいただく。意外とあっさりしていて、よかった。
食後、JALに電話して15:30の便に変更できないか交渉。「旅行会社でないとできません。」(>_<) 今回は阪急交通社の航空券+ホテル+レンタカーのパックを利用していた。
ということで、四国霊場1番霊山寺と2番極楽寺を訪れることになった。これが、四国88箇所めぐりの始まりである(^^ゞ
今後の巡礼ルートは以下の通り。(地図をクリックするとGoogleMapが開き、詳細が表示されます。 )
徳島の霊場巡礼ルート(地図をクリックしてGoogleMapへ) |
1番霊山寺
四国霊場1番霊山寺は、JR板東駅近く、県道12号線沿いにある。最初にお遍路さんが訪れるため、遍路用品も多数売られている。
1番霊山寺山門 |
2番極楽寺
2番極楽寺も県道12号線沿いですぐに到着。山門が印象的。
2番極楽寺山門 |
帰りの飛行機もほぼ定刻のフライト。いくつか空席あり。18:50頃に羽田に着陸。ここで娘と別れ、リムジンバスで聖蹟へ。京王線で帰宅。お疲れ様でした。
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